無題 6月3日のこと

お花を見ました。とても綺麗でした。

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フォロワーさんの訃報を知りました。

PONさんという方です。

 

訃報を話の種にブログ書くって、個人的には葛藤があって...

なんか、悲しみって自己陶酔しちゃうでしょう?

 

色々考えて、書いて消し、書いて消し。

ここは私の日記なので。

難しく考えないで、思うままに書いてみることにしました。

 

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PONさん。

実は、めちゃくちゃ親交が深かったとかそういう話ではなくて。

でも自分にとっては大きなきっかけを与えてくれた人、なのです。

きっかけの話に行く着くまで、

長い長い、自分語りになってしまうのですが...

隙あらば自分語り まぁ自分の日記だし。笑

 

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私は一応、熊猫堂が熊猫訓練生の頃から密かに推してたんです。

密かに、というところがポイントです。笑

 

熊猫堂がデビューして話題になり、人気になっていく過程を肌で感じていました。

熊猫堂ファンの方達の輪が広がっているのもこっそり見ていて...|・ω・`)

 

いいなぁ...楽しそうだなぁ...って思いつつ、

(私の方が好きになるの早かったもん...)

って、なんか拗ねた気持ちだったんです。

 

今振り返っても謎すぎる思考。w

それぞれのタイミングがありますから、早いとか遅いとかないのに。笑

 

そしてコロナ禍の混乱した時期でした。

色々目まぐるしく状況が動いていく中、色んな考え方、価値観があって...摩擦や衝突も増えていたように思います。人間関係に疲れてたんですよね。

 

で、同じアイドルのファン同士の人間関係。

絶対もっとめんどくさいぃぃ...って避けちゃったんです。

想いが強い分、摩擦や衝突も大きくなりそうで...。

元々、マイナーなアイドルを1人でこっそりオタクするのが好きだったのもあります。

 

なんやかんやしているうちに、どちゃくそかわいい招財貓のMV解禁!

そして、はじまったFortuneCatChallenge

 

今までの曲もチャレンジ企画があったけど、こっそり見ているだけでした。

でも、「やってみたいなぁ...」って、急に思ったんです。

 

SNSにダンスの動画をあげること。

色々言われますよね...。

ダンスが下手でどうのこうの。

クオリティがどうのこうの。

承認欲求がどうのこうの。

ブスが調子にのってどうのこうの。

 

うるせー!って思う。笑

 

ダンスって、楽しいんです。

好きな曲、好きなダンス、

好きな人が歌うパート、好きな人が踊る振り付け

それが楽しいんです。誰かのためじゃなく、自分のために。

そして、ダンス動画がたくさん上がって、「熊猫堂盛り上がってるなぁ」って空気になったらいいな。

 

企画の時は公式アカウントさんがリプくれるし。笑

(当時は尖っていたので)他のファンに負けたくないし。笑

下手くそなダンスだけど、参加しないのは負ける気がする!

 

謎の負けん気と下心をもってダンス動画を上げました。笑

 

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長かった。ここでやっとPONさんが登場します。おまたせですPONさん。

 

「上手い(*≧∀≦*)」

 

この一言、リプしてくれたのがPONさんでした。

 

心を尖らせながら、謎の負けん気をもって投下したダンス動画。

熊猫堂ファンの知人も少なく、アウェーに乗り込む気持ちで投下したダンス動画。

「下手くそ?ブス?自分でわかっとるわ!」って言い返す気概をもって投下したダンス動画。

 

謎にピリピリしていた私には衝撃の一言でした。笑 ぜんぜん知らない方からほめられた!w

 

そしてPONさん自身も楽しくご機嫌さんで企画に参加されていて。

上手だね!すごいな!って素直な感想を色んな方に伝えておられました。

 

なんか、いいなぁ。こういうの。

素直にそう思えたんです。

(ちなみにアンチさんや誹謗中傷さんには出会いませんでした。平和。)

 

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今となっては、PONさん本人にお話を伺うことはできないですから、わからないですけど。

PONさんも深い意味はなくリプしてくれたと思うんです、おそらく。笑 たぶんどんなこと考えてリプしたとか覚えてないんじゃないかな。笑

 

それでも、自分にとっては。

ギュッて握っていた握り拳👊が、いつの間にか力が抜けてパー✋になってて、いつの間にか握手🤝してた、みたいな、そういう出来事だったんです。

 

私にもできるんだろうか。

色んな人と握手🤝

 

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それからPONさんが与えてくれたきっかけ②

 

いいねした人になんか言う、みたいなハッシュタグありますよね

それでPONさんが言ってくれた言葉

 

「来年はぜひ熊猫堂も好きになってくださいww」

 

嘘やん!めっちゃ好きやし!笑

でもそう、自分の心の中だけで自己完結してきたから、表現してこなかったから、周りの人にはこう見えている。

 

思っているだけでは伝わらない。

言わなかったら伝わらない。

もっと、もっと表現したい!

そんな想いが強くなっていきました。

 

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そりゃもちろん、きっかけはPONさんだけではありません。

(それだけだったら重すぎる。笑)

でも大きなきっかけを与えてくれました。

きっとPONさんは狙ってやったわけではないと思うので、聞いたらびっくりすると思う。笑

 

伝えるつもりはなかったけど、伝えていたらどんなリアクションだったのかな。喜ぶかな、ドン引きするかな。

 

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1人で熊猫堂を推していた時。

誰の邪魔もなく、自分だけの世界で、熊猫堂を解釈していた時。

それはそれで楽しかった。誰との摩擦もなく、シンプルに自分だけの世界で熊猫堂を愛せる。

 

でも熊猫堂のファンアカウント作って。

色んな方と交流ができて。

なんと海外の方ともつながりができて。

 

全く想像していなかった世界にやってきた。

今、私はこの生活がとっても楽しい。

 

誰が悪いとかじゃなくて、誰か他者がいる限り、摩擦は必ず生まれると思います。

たまに、喉に魚の小骨が引っかかったような思いをする。そしてきっと、私の言動やふるまいによって、誰かの喉に魚の小骨をひっかけている、と思います。

 

きっとこの先どんだけしんどくても、誰かと関わうとすることはやめないだろうな。

 

もう、人と関わる温かさを知ってしまったから。

たくさんの出会いにワクワクしてしまったから。

 

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こうして、PONさんっていう素敵な登場人物が現れて、汪汪っていう飼育員の物語が動いたのです。

小さな一言が、大きなきっかけになって。

 

PONさんに対して、色んな人がメッセージを送っていました。本当に、たくさんの人が。

 

どれほど多くの人の物語に登場して活躍したのか、

そしてPONさんが主人公の物語はどんなお話だったのか。きっととてもキラキラしていて、ワクワクすることがたくさん詰まっているんだろうな。

 

私はこういう性格だから、よく握り拳👊に作っている。1人で。笑

拳では、握手できない。

 

力を抜いて、手を開いて、心を開いて( ᐛ👐) パァ

 

世界の色んな人と手をつなぎたい。🤝

 

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(たぶん)PONさんが気づいてない間に、凄く感謝していました。

PONさんがきっかけになっていなかったら、きっと今の私はいません。

 

ありがとうございました。

ご冥福をお祈りします。